武者行列に出てくる鎧の調達方法は?

musya

お城に関係するお祭りに行くと、武者行列や、
甲冑に身を包んだ”おもてなし隊”を目にする
機会がありますよね。

鎧姿って、凛々しいですよね。

でも、甲冑って、もともと持っている人は少ないはず。
どうやって調達してるんでしょうか?

ちょっと調べてみました。

甲冑の調達とは

甲冑の調達方法として、4つあります。

1.先祖代々受け継がれている鎧を着ている
2.骨董品屋、ネットオークションで購入する
3.レンタルする
4.甲冑を自作する

先祖代々受け継がれている鎧

の場合、由緒ある家柄とか、旧家が残っている方なら
残っている可能性もありますよね。

お祭りって、そもそも地元の方の協力でやってますから、
先祖代々受け継がれている方が、
武者行列に参加することもよくあることなんだそうです。

問題としては、受け継がれていない人は、
鎧を着て参加できないですし、
あまり激しい動作をすると壊れることもあるので、
乱暴には扱えないことです。

骨董品屋、ネットオークションで購入

骨董品店や、今ならネットオークションでも
甲冑を購入することができます。

ですが、これにも問題はありますね。

・一式揃っているか分からない。
・傷み具合によって修理が必要
・体系に合うか不明
・着付け方を調べる必要がある

体型が合うかどうかは、大きな問題ですね。

ほんの100年前と比べても、
日本人の平均身長は12cmくらい伸びてますから、
装着するなら、購入する前のサイズ確認は必須です。

鎧レンタルを利用する

鎧をレンタルして、その日だけ
着用するサービスもあります。

その日だけ着たいなら、
こういったサービスを利用するのもいいですね。

これなら、収納場所に頭を悩ませる必要はありませんし、
着付けの方法も教えてくれたり、
出張して着付けてくれるので、安心ですよね。

ウェディングの披露宴での利用にも人気があるようです。

もちろん、破損したら別途料金がかかるので、
あまり激しい動きには適していないのかもしれません。

問題としては、場所が遠いと
送料がかさばることでしょう。

料金もそれなりにします。

自作する

甲冑の素材を購入して、自作する方法もあります。

これの利点は、3つ挙げられます。
・デザインを自由にアレンジすることができること
・自分に合ったサイズで作ることができること
・作り方を学べるので、修理も自分でできること

時間と置き場所に余裕があれば、
自作する楽しみも味わうことができるんですね。

その中で、気になるサイトを見つけました。

自作甲冑クラブしげ部

初心者でもできる甲冑素材の調達先です。
堅いプラスチック素材が、
図面とセットで売られているようですね。

布など、自分で調達する材料もありますが、
そのぶんオリジナリティを演出できる仕様です。

甲冑一式をそろえることもできますし、
一部のみ注文することもできます。

一度に一式を作ることはできなくても、
少しずつ進めることができるのが魅力です。

一部というのは、小手や頬当てなど、小物もあります。

材料はプラスチックなどの、手に入りやすいものですが、
製作工程は職人が作る方法と同じなので、
決して安物とは違う本物の仕上がりになります。

作例をみていると、
夏休みの自由課題に作製した方の作例や、
武者行列のために何体も作成されている団体の方、

余った材料で、兜飾りを作られたかたの作品など、
いろんな方が製作されているのがわかります。

見ているだけでも楽しいですよ。

寄せられた写真紹介

もう少し簡単に作りたいなら、
こんなところでも購入できるようです。


アマゾン:甲冑工作キット

まとめ

武者行列やおもてなし隊で身に着けている甲冑を
調達するには、4つの方法がありました。

1.先祖代々受け継がれている鎧を着ている
2.骨董品屋、ネットオークションで購入する
3.レンタルする
4.甲冑を自作する

自分の家にあるという人は少数派でしょうけど、
骨董品を購入する方法や、レンタルする方法、
自作する方法など、選択肢はいくつもありました。

自分の手を動かして”物を作るのが好き”なら、
「自作」という響きにはぐっときますよね。

技量や予算に合わせて、少しずつ調達できるのも
魅力です。

色んな作例が、お店のホームページで
見ることができるのもいいですね。

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