高松城下で奨励された水任流泳法とは?

内堀の魚

海に面した城を持ち、水運をも管理する高松城。
その城下では、かつての領主を偲んで行われる、
ある変わったお祭りがあります。

いったい、どんなお祭りなんでしょうか?

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水戸の流れをくむ水任流

高松市では毎年、6月の第一日曜日に
英公様追悼游泳祭」というお祭りが行われます。

このお祭りは、城の水堀に入り、
泳ぎを披露するという、ちょっと変わったお祭りです。

英公様というのは、高松藩松平家初代の
頼重(よりしげ)の事で、没後の諡が”英公”でした。

頼重は、松平氏初代藩主としてこの地に入ると、
家臣に対し、次の言葉を述べます。

讃岐は海辺の国なれば、水練は武道の一班たるべし

これによって、高松の武士は泳ぎを特訓。
マスターするようになります。

その泳法は水戸の流れをくみ、
360年もの長い間受け継がれてきました。

現在「水府流水任游泳術」と名付けられています。

頼重は、自らも堀に入って泳いだということですから、
気さくな人柄だったのでしょう。

今も英公様として慕われ、水練を奨励した藩主として、
追悼のお祭りがおこなわれています。

水任流泳法は、高松市の
”無形文化財”に指定されていて、
保存会の方が技術の伝承を続けています。

お祭りの当日は、水府流(水戸市)、神伝流(岡山市など)、
小池流(大阪市)、 という他流派を招いて
それぞれの泳法が披露されます。

現在の水泳のように、クロールや平泳ぎといった、
速さを競うものではありません。

そのため、スピード感には劣るものの、
水中にいながら文字を書くといったもあります。

武士が学んだ泳法ということで、
基本は頭を水面に沈めず、
立ち泳ぎのような泳ぎ方をします。

流派によって特徴が違い、水任流は、
足のアオリ方に特徴があるということです。

戦になれば、鎧を着たまま海にはいることも
ありますから、鎧を着たままでも
沈まない工夫がされています。

どんな泳法なのか、興味がわいてきますね。

今年は6月4日(日)に開催されます。

時間は午前10時~11時10分頃に開催され、
観覧は無料です。

ただし、玉藻公園に入る必要があり、入園料が必要です。

駐車場も隣接していますので、訪れやすいですね。

お腹がすいたら

お祭りの後に腹ごしらえするなら、
香川県のうどんですよね。

香川県が”うどん県”として発信している事も
広く知られるようになりました。

コシのある麺が特徴で、
良質な小麦と煮干しが手に入る地域のため、
地元で愛される食べ物です。

うどんのチェーン店は全国にあるので、
「どこで食べても同じだろう」と思われるでしょうが、
出汁が美味しいので、普段食べているうどんとは
一味違います。

うどん以外では、骨付きの鳥肉が現在人気上昇中。

スパイスがきいて、パリパリの皮が特徴です。

駅の近くにもお店があるので、しっかり食べたい場合は、
こちらでもいいかも。

個人的に気になっているのが、
熊岡菓子店の「石パン」です。

口に入れると、石のように堅くて、
根気よく噛み続けると砕け、
口いっぱいに甘味が広がるという、不思議なパンです。

高松から離れているので、
すぐに購入出来ないのが難点です。

まとめ

高松城は海に面した場所に築かれました。
そのため、松平家の初代藩主は水練を奨励し、
自らも堀で泳いだといわれています。

水戸の流れをくむ、水任流の始まりでした。

毎年6月の第一日曜日に、藩主を偲んで
英公様追悼游泳祭」が海水を引き込んだ水堀で
行われます。

現在に伝える保存会の会長は、
松平藩主の流れをくむ方が就かれています。

高松城(香川県)とは?

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