犬山城の鯱が破損、避雷針の役割を全う

シャチホコ

国宝の犬山城の鯱(しゃちほこ)、
”破損した”ってニュースになってましたね。

6月後半から豪雨が各地で起きていて、
九州北部も大変な被害になってます。
早く復旧できることを祈ります。

そんな中、12日にも愛知県にも大雨と雷が発生して、
犬山城の鯱が破損したというニュースがありました。

名古屋で大雨 国宝犬山城のシャチ損傷(元のニュースは削除されました)
<Yahooニュース>

 12日夜、名古屋市内は局地的な大雨に見舞われました。午後8時半すぎ、名古屋市千種区では交差点が水没。道路にあふれた水が波のように押し寄せています。

 午後11時現在、名古屋市内には土砂災害警戒情報が出され、名古屋市を含む愛知県の尾張東部に大雨洪水警報が出ています。

<中略>

、愛知県犬山市では、国宝犬山城で、天守北側のしゃちほこの一部が欠けました。城に取り付けられた避雷針も曲がり、落雷によるものと見られています。

天守に落雷、”天守でよくある話”ですね。

江戸時代にも多くの天守が落雷で焼失していますから、
今回は”鯱の破損で済んでよかった”というのが、
正直なところです。

もとはといえば、鯱は避雷目的でつけられていますし、
役割を全うしてくれたといえば、それまでですが・・

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鯱に込められた想いと役割

鯱といえば、頭が虎で、体が魚(鯉かな?)という
想像上の生き物ですね。

漢字を左右で分ければ、魚と虎と書く、
なんて分かりやすいんでしょう。

その点、ニュースなどはカタカナ表記なので、
そういった漢字の面白さはわからないでしょうね。

屋根の上に魚が載っている姿は滑稽でもありますが、
あ姿には、防災の想いがこめられています。

その姿から連想するのは”水”という
キーワードだと思います。
なんたって、魚の姿ですから。

そして鯱は、火災が起きたら、
口から水を出して消火を助けるんだとか。

屋根に載せる鬼瓦と同じように、
建物を守るという言い伝えがあるんですね。

そして、あの体をそり返したような形は、
意味もなくあの形になっているわけではありません。

鯱があの姿だから、建物よりも少し高くなりますよね。
すると当然、雷が落ちやすくなります。

雷が鯱に落ちやすくなると、建物は損傷を免れる。

今なら避雷針立てて終わりでしょうけど、
それを架空の生き物になぞらえて命を吹き込む感性って、
すごくないですか?

見習いたいなあ。感性低いですから。

鯱は修復する?しない?

さて、気になるのは、
”あの鯱って修復するの?”ってところでしょうけど、
結論からいうと、鯱は新しく作り直すことになります。

そもそも鯱は避雷が目的なので、使い捨てなんです。

”口から水を出して消化する”と書きましたけど
本当にそんなことができるわけはありませんよね。

もちろん、名古屋城のように金板を使った鯱なら、
修復するかもしれませんが、
普通の鯱なら修復するほうがモッタイナイ。

というわけで、また国宝・犬山城にふさわしい鯱が
載せ替えられるでしょう。

片方だけだとシマリがないし、
これからまだまだ天気が不安定になる時期なので、
早く復旧されるといいですね。

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